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息子の土台を作ってくださった保育士さん

昨日の日記でも少し触れたんだけど(関連記事)、息子の人生の土台を作ってくださったのは、3歳児クラスの担任の保育士さんと言っても過言ではない。

息子は多動気味で、かなり手がかかる保育園児だった。2歳児クラスの時は、担任の保育士さんと息子の相性が合わなかったのか、息子は保育士さんとあまり目を合わさなかったようだ。息子が言うには「先生が怖い」とのこと。でも保育士さんからは「お子さんが目を合わさないのは、発達に問題があるからだと思います!」と言われていた。

色々思うことはあったけど、保育士という職業は本当に大変なお仕事だと分かっていたので、2歳児クラスの1年間は、どんなに腹が立つことを言われても、「アドバイスをありがとうございます」と頭を下げて、自分の感情を表に出さないようにしていた。

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息子の変化

3歳児クラスになり、担任の保育士さんも変わった。それと同時に息子の様子もいい方向へと変わっていった。

多動気味の息子。

遠く離れた実家へ帰省した時、親戚からは「なんでこんなに多動なの?くるみの息子の面倒を、ちょっとでも見るのも辛いんだけど。」と言われたことがある。親戚に限らず、普通の大人だったら、みなさんそう言うだろうと思うほどの多動だった。でもこの保育士さんは、我が子のように息子を保育してくださっていた。母親の私よりも息子のことを理解していたと思う。

例えば、園児が集団で公園へ移動するとき、隣の子と手をつないで歩くじゃない?そんな時、息子は手をつながず、変な歩き方をして他の子を困らせることがあったの。

今までは保育士さんから「ダメだよ!そんな歩き方をしたらお友達もケガするんだよ!」と叱られていた息子。こんな場面では叱られて当然だと思うんだけどね、でもこの担任の保育士さんは違ったの。なぜ息子がそのような行動をとるのか、まずは原因探しから始めてくださった。

変な歩き方をしていたのは、多動と言うより、アリを踏まないようにしていたからだった。アリのことをいちいち気にして歩いていたら、なかなか目的地になんてたどり着かないと思うんだけど、この保育士さんは、まず息子を受け入れてあげることを重要視していた。

「アリさんを踏みたくないんだよね。」

そう理解してあげてから、「でもね・・・」と今やるべきことを教えてあげると、息子は何事もなかったかのように、みんなと手をつないで公園までスムーズに行ったそうだ。

集団行動ができない息子

息子はずっと、自分のことを理解してくれる大人を探していたのかもしれない。でも息子のような個性的な子がたくさんいたら、保育園が機能しないことは分かっている。私は担任の保育士さんへは常に「保育が難しいようでしたら、いつでも療育センターへ相談に行きますので、気を使わずに言ってください」と伝えていた。

でも「大丈夫ですよ、お母さん♪」といつも笑顔で言ってくださっていた保育士さん。この保育士さんの笑顔が大好きで、私自身も随分と癒された。

親子でお世話になった

この保育士さんは、2年間息子の担任をしてくださった。絶対に大変だったはずなのに、そんなことは一言も言わないの。息子の連絡帳にも、息子のいいところをたくさん書いてくださっていた。もちろん、息子の気になるところはちゃんと親の私に伝えてくれていたんだけど、「息子さんのいいところをたくさん褒めてあげれば、そのうち、気になるところは徐々に小さくなっていくから大丈夫!」といつも私を励ましてくださった。

天使のような保育士さんっているんだな~と感激した。

「保育園では保育士さんが頑張ってくださっているんだから、私も頑張らなきゃ!」

そう思って、仕事も育児も精一杯やろうと心に決めた。

息子を連れて買い物へ行くと、子供を乗せるカートからすぐに脱走しようとするので、買い物は5分以内で終われるよう、スーパーのどの位置に商品があるのかも全て頭の中に入れていた。たぶん商品の位置に関しては、店員さんよりも詳しかったと思う(笑)。

この無駄のないコブタの動き!今思えば、いいダイエットだったわ♪

数分で買い物を終えるコブタママ

この保育士さんと出会ってから私自身も心に余裕ができて、どんなに慌ただしい毎日でも、育児が楽しいと思えるようになった。

私と息子、二人きりの生活。先のことを考えると不安でいっぱいだったけど、保育士さんのおかげで「私はひとりぼっちじゃないんだ」と、物事を前向きに考えられるようになった。

何より、親の私以外の誰かが、息子のことを受け入れて愛情を注いでくださっていることが嬉しかった。

この保育士さんは、息子だけではなく、親としての私の土台も作ってくださった。

私も、こんな天使のような女性になりたい。

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