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息子の発達のこと

息子は2歳の時から発達障害の疑いがあり、何度も療育センターへ通った。医師からは「発達障害ではなく、こういう性格。小学校高学年になれば落ち着きます。それと、家庭環境のせいでもありませんよ。」とアドバイスをくださった。

しかしホッとしたのもつかの間、息子の担任の保育士さんからは「ちゃんと診断できる医師に出会うまで、病院を変えた方がいい!」と言われ、それからも発達障害の疑いは続いた。

保育士さんともめたくなかったので、他の療育センターへも相談してみた。でも、息子を最初に診てくださった医師は、他の小児科医がアドバイスを求めるほどの医師らしく、「この先生が発達障害じゃないと診断したのなら、この先どこに行っても診断名はつきませんよ。」と他の医師。

息子の発達については、やれることは全てやった。でも担任の保育士さんは納得がいかない様子。息子はとにかく保育園ではとても手がかかっていたからだ。

入園当時は優しかった担任の保育士さん。でも私に対して、どんどん冷たい態度になっていった。当時はまだ離婚前で、元夫とは別居していた頃。保育士さんは、私が生活費をたくさんもらっているのに、子供を保育園へ預けて楽していると思っていたようだ。

園へ提出する健康保険証を見て、元夫の職場を知った保育士さん。前の日記にも書いたけど、元夫は国立大学出身のいわゆるエリート会社員。誰もが知っているような大手の会社に勤めていたので、私がかなりの額の生活費をもらっていると勘違いしていたようだ。

何度もこの保育士さんから「あなたがどれくらいの生活費をもらっているかはわからないけど、仕事する必要はないほどもらってるでしょう?」って言われてたの。「お金がないから働いているんです!」と言っているのに、全く信じてもらえなかった。

夫の勤め先が有名だと、こんなところで苦しむことがあるのか・・・(笑)

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息子の連絡帳

保育園での一日の様子を書く連絡帳は、他の園児たちの場合は、「今日もたくさん食べてたくさん遊びましたよ♪」と可愛い音符つきで書かれているのに対し、息子の連絡帳は・・・

「今日もお昼寝していません!」

「お昼寝のタオルケットを食いちぎりました!!」

「お昼寝中の他の園児を起こしました!!!」

と、いつも殴り書き。最後は必ずビックリマークで終わっていた。怒りなのだろうか?

息子のお昼寝は、保育士さんが横にピッタリとくっついて寝かしつけなくてはいけなかったらしく、息子の保育が大変なことはよく分かっていた。息子がお昼寝しないことで、他の園児たちも起き出すことがあり、保護者の方にも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

なかなかお昼寝をしない息子

こういう状況も全て療育センターへ話し、実際に保育園での息子の様子も確認していただいたんだけど、それでも発達障害ではないとのことだった。何らかの診断名が付いたほうが、気が楽になるかもと思った。今現在、発達についての診断名を欲しがる親が多いと聞いたけど、気持ちはものすごく良く分かるわ。

お友達を叩いた息子

今までお友達を叩いたことは一度もなかった息子が、おもちゃの取り合いで園児の頭を叩いたと聞いた。その子の額には冷えピタシートが貼られていて、「お母さん、息子さんはお友達にこんなことをしているんですよ!」と担任の保育士さんに叱られた。

本当に申し訳ないと思い、その子の親御さんにも謝罪をしようと思ったけれど、他の保育士さんが「息子さん、相手の子に叩かれたから叩き返しただけなんです。もちろん叩くことはいけないことですが、でも理由があるので、お子さんを叱らないであげてください。」と私にコッソリ教えてくださった。

そうとは言え、自分の子供がお友達を叩いたと聞いたら、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。保護者の方々にも、息子の発達のことは園内の保護者会で話したこともある。でもみなさんとても理解のある方たちばかりで、「困ったことがあったらいつでも相談して」と逆に励ましてくださった。

石は凶器?

ある日、保育園内で息子が石を拾い、担任の保育士さんが「石は危ないから持ってはダメ!」と息子を叱ったそう。私は一瞬「持つくらい別にいいでしょ!」と思ったけど、保育士さんは、息子がその石で他の子を傷つけるかもと判断したそうだ。

保育士さんに、息子がお友達に向かって石を投げたことがあるのかを聞いてみた。それは一度もないとのこと。でも息子のような多動気味の子は、こんなものを持たせてはいけないと言うのがこの保育士さんの持論なんだそう。息子はその石がキレイだったから拾っただけなのに、叱られた挙句に石をとられ、癇癪を起してしばらく大変だったそうだ。

でも確かに、他のお子さんが大けがしてからでは遅い。保育士さんが大変なのはとてもよく分かっている。だから親の私の意見は一切言わないように心がけていた。

保育園の帰りに川に寄った。

息子が石を拾った。

その石をどうするのかしばらく見ていた。

周りにはたくさんの人がいた。息子はその石が人に当たらないよう気を付けながら、川の中へポイポイ投げ始めた。

川に石を投げる息子

しばらくしてから「ママ~?この川にお魚さん、いるかな?」と聞いてきた。魚に石が当たるとかわいそうだから、やっぱり石を投げるのはやめると言ってきたのだ。

息子は石を投げるとどんな危険性があるのかもちゃんと想像している。「親の私が息子を信じてあげれば大丈夫!」とそう思った。

保育園では、とうとう私とは目も合わせなくなった保育士さん。(挨拶すらしなくなったのはどうかと思ったけど)。でも怒りをぐっとこらえて、私自身は笑顔で挨拶するよう心掛けていた。転園したくて仕方がなかったけど、どの園も空きがないし、保育士さんとケンカでもしたら息子の教育上よくないと思い、なんとか2歳児クラスの1年間を耐えきった。

挨拶すらしてくれなくなった保育士

頑張って耐えただけのことはあった。

3歳児クラスになり、担任の保育士さんが変わった。息子が以前お友達を叩いた時に、息子だけが悪いわけじゃないと教えてくれた、あの保育士さんだった。

息子はこの保育士さんと一緒になってから、「保育園が楽しい」と言うようになった。息子はどんどんいい方向へ変わっていき、私自身もこの保育士さんからたくさんのことを教えていただいた。

でも、挨拶すらしてくれなくなった「あの保育士さん」への感謝の気持ちも忘れてはいない。本当に息子は手がかかっていたんだと思う。

そして現在小学校低学年の息子。やはり学校では手がかかっているようだけど、現在の担任の先生からは、「気になるところはありますが、『ダメなものはダメ!』ではなく、きちんと理由を言って指導すれば、職員の言うことを素直に聞くので今のことろ問題はないと思います」のこと。

本当に発達に問題があるのであれば、私は早めに療育を受けさせたい考えなので、この先も、息子の気になるところは注意深く見ていきたいと思う。

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『息子の発達のこと』へのコメント

  1. 名前:ブランシュ 投稿日:2018/09/14(金) 20:56:02 ID:e69343336 返信

    くるみさん
    はじめまして(*^^*)こんばんは
    くるみさんのブログ読ませていただきました。
    なんて素敵なママなんだろうと、
    そして、どんなにか辛い日々を過ごされたのだろうと、
    胸がいっぱいになりました。

    お子さんのこと、睡眠障害と分かるまで
    本当に心配だし身体も心も辛かったですよね!
    甘いお菓子はまさしく、苦痛を軽くしてくれる、その時のくるみさんには必要だったのだと思います。
    依存症は心の痛み止めだと聞きました。

    お子さんのとで、お知らせしたい情報があったのでメッセージさせて頂きました。

    最近読んだ本『脳はいかに治癒をもたらすか』のなかに、
    リスニングセラピーというものが出てきていて
    早産の子供さんや、自閉症、または自閉症と類似した症状を呈する子供さん
    発達障害や識字障害などに対してとても有効らしいのです。
    トマティスさんと言う方が考案されたセラピーで、世界75ヵ国に広まっており
    東京にもあるらしいです。

    その本のなかには、睡眠障害や音にとても敏感な子供さんのことなども出てきていて、
    セラピーにより脳を再配線するようなものらしいです。

    くるみさん、本を読むのもお好きなようですので
    良かったら、『脳はいかに治癒をもたらすか』ぜひお読みください!

    わたしの甥っ子(小6)は発達障害なのですが、とても頷ける内容でした。
    甥っ子にも試してほしい!と、興奮気味の叔母さんです(笑)

    はじめましてなのに、ながながと
    申し訳ありませんでした。

    くるみさんと息子さんが
    穏やかで幸せな毎日を送られますよう
    心からお祈りしております。

  2. 名前:くるみ 投稿日:2018/09/15(土) 10:13:59 ID:950345ed2 返信

    ブランシュさん、はじめまして(*^-^*)
    私のブログをお読みいただき、とっても嬉しいです!

    同じ境遇にいる方を応援するつもりで書き始めたブログなのですが、こうして優しいお言葉をたくさんかけていただき、逆に私の方がたくさん励まされていることろです。

    「依存症は心の痛み止め」

    この言葉が、自己肯定感の低い私の胸にとても響きました。私は以前、知人から「くるみは依存心が強すぎるんだよ。」と言われ落ち込んだこともあったのですが、確かにあの時の、甘いお菓子が私の安定剤となっておりました。甘いものは私の心も癒してくれて、あれがなかったら、今自分がどうなっていたのか想像もつきません・・・。

    それととても貴重な情報を教えてくださって本当にありがとうございます!
    私の息子は、実は現在もまだ発達障害を疑われておりまして、学校の先生方や保護者の方にご理解いただけないことも多々あります。

    かなりの数の発達関係の本を読んできたのですが、教えていただいた『脳はいかに治癒をもたらすか』は、お恥ずかしながら初めて知りました!

    この本、絶対に読みます!

    リスニングセラピーも初めて耳にした言葉でした。私が知らない世界はまだまだたくさんあるようです!

    ブランシュさんが、甥っ子さんのことをすごく想っていらっしゃるのがコメントから伝わってきました♪
    我が子のようにかわいいのでしょうね~(*^-^*)

    そういえば、発達の専門医からも息子の脳の伝達の話をされたことがありました。息子の場合は、「発達障害というよりも遺伝だよ」と言われて初めは意味が分かりませんでした。

    当時の息子は「怒り・悲しみ」などの負の感情が先に脳に伝達してしまい、多動気味になっていると言われました。これ、夫の幼少期もそうだったみたいです。

    その医師のお話と、ブランシュさんがおっしゃっている「脳の再配線」が今一致しました!

    発達障害がある子は(グレーゾーンの子も)、同時に睡眠障害も持っていることが多いと知りました。息子は診断名は出てないのですが、やはりどちらかというと、発達障害の関連本通りに育児をした方がいい方向へ行きました。

    ブランシュさん、私と息子のために、こんなに優しいお言葉と貴重な情報をくださってありがとうございました!

    【追伸】
    ブランシュさんのサイトを開くとエラーになってしまうのですが、こちら側のシステムエラーの可能性があります。また機会がありましたら、サイトのURLを教えてくださいね。パソコンが時々不調になり、申し訳ないです(>_<)。。。

  3. 名前:ブランシュ 投稿日:2018/09/20(木) 21:17:35 ID:026dad5d7 返信

    くるみさん♡

    お返事ありがとうございました!
    とっても嬉しかったです(*^^*)

    先ほど、PCからコメントしたのですが
    反映されてないようなので
    二重に届いてたらごめんなさいね

    そちらのコメントには
    わたしのブログのURLと
    わたしがとても参考にしてる方のブログのURLを貼りました。

    でも念のため

    わたしのブログは
    『日々たおやかに』というタイトルで書いております。
    あんまり更新してないのですが(^-^;

    あと、参考にしてる方のブログは
    『いつも空が見えるから』
    発達障害や、愛着、解離、難病等について、参考文献など詳しく紹介してくださってます。
    ご自身も発達障害だったり、失読症だった時期もあったようです。
    堅いブログですが、この方の紹介してくださる本からは、沢山のことが学べました。

    アメブロの読者申請をさせていただきました。
    どうぞよろしくお願いします。

    くるみさんの、コメントくださる皆さんへの心遣いなどから
    本当に聡明な方だなぁと思いました。

    これからのブログも楽しみにしてます!

    お仕事に子育て、本当に毎日お忙しいと思います。
    どうぞお身体なにより大切になさってくださいね(*^^*)

    ブランシュ

    • 名前:くるみ 投稿日:2018/09/23(日) 22:41:37 ID:0855e1b2b 返信

      ブランシュさん、こちらこそURLを教えていただきありがとうございました!
      お礼を言うのが大変遅くなりまして申し訳ないです(>_<)。。。 先にいただきましたコメントは承認待ちの状態になっていたようで、確かにいただいておりました!私のコメントの設定がうまくできていなかったようで、お手数をおかけして本当にごめんなさいね(T_T) ところで、「ブランシュさん、色々ととてもお詳しいな~」と思っておりましたら、ブランシュさんのブログを拝見させていただき納得いたしました。 私は痛みに大変弱いので、ブランシュさんの心境を想うと胸が苦しくなりましたが、皆さんの心が癒される情報を勉強なさっていて、私自身もとても救われる情報でいっぱいでした(^-^) 「体がノーと言う時」 過去にいろんなことが一度に襲ってきて、体がノーと言っていた時期がありました。 でも私が「これでもか!これでもか!」と無理をし過ぎて、味覚障害になったり、自律神経失調症になったり・・・。 体は「ノー」と言ってくれていたんですよね。 それと「いつも空が見えるから」 ブランシュさんのブログ同様、私にとってとても重要なメッセージがたくさん書かれておりましたので、時間をかけて勉強させていただきたいと思います!(読んでいない本がいっぱいでした!) 息子はまだグレーな部分が多いので、これからも息子に寄り添って、親子で明るく過ごしていきたいと思います。 それから、私のコブタブログの読者さんになっていただき、恐縮ではありますがとても嬉しいです! こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします(*^-^*) たくさん励ましてくださって、心から感謝いたしております! 少しずつ寒くなってきましたので、ブランシュさんもご自愛くださいね^^ 【追記】 ブランシュさんに教えていただいたサイトのURLです! とても勉強になる情報がたくさん詰まっております♪ 「ブランシュさんのサイト」https://ameblo.jp/blanche-neige-kae/ 「いつも空がみえるから」https://susumu-akashi.com/