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息子が通った療育センターは、私の憩いの場所でもあった

元夫から逃げるように慌てて引っ越した私。運よく、アパートも保育園もすぐに見つかった。

あの天使のような保育士さん(関連記事)と離れるのはとても辛かったけど、元夫と彼女が近所に住んでいると思うと病気になりそうだったので、引っ越して正解だったとは思う。

今まで2年間息子の担任になってくださった保育士さんからは、「息子さんは環境の変化に弱いので、新しい保育園に行ったら落ち着くまでに少し時間がかかるかもしれません。でも、ママが息子さんの一番の理解者になってあげれば何の問題もありませんから、新しい場所でも頑張ってくださいね!」と優しい言葉をいただいた。本当に感謝の気持ちでいっぱいだった。

保育士さんの言う通り、息子は新しい保育園になじむまで半年以上かかり、職員のみなさんの言うことを聞かず、ちょっとした問題児だった。

転園先の保育園へは、息子の発達のことは全て包み隠さずお話ししていた。医師からは「発達に問題はない」と診断されたことも伝えたけれど、園長先生は「もう一度、発達の検査をしたほうがいいと思います」とのことだった。

低所得なのであまり仕事は休めない。正直なところ、何度も療育センターへ通うのは私にとっては死活問題だった。

引っ越ししたら色々と上手くいくと思っていたけど、人生ってそう簡単にはいかないものね・・・。

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発達の再検査

新しい街にある療育センターで、もう一度息子の発達の検査をお願いした。しかし「発達に問題はありません」とのこと。あの保育士さんがおっしゃったように、環境の変化に慣れるまでに時間がかかる子供らしい。

息子が情緒不安定なのは、私のせいだ。

新しい街の療育センターでは、発達に問題がなくても療育を受けられるとのことだったので、約1年間、月に1回のグループ療育をお願いすることにした。

息子も含めて6人の男の子が集まったクラス。全員、息子と似たような性格の子供たち。同じ行動をする子供が6人集まると、ものすごく面白いの。(笑)

まずは一人ずつ前に出てきて自己紹介。
先生が3つの指示を出す。

1、自分の名前を言う。

2、好きな食べ物を言う。

3、どの乗り物に乗るのが好きかを言う。(バスとか車とか・・・)

全員、2つ目の指示までは覚えているんだけど、3つ目の指示を思い出せない。みんな年長さんなので、もちろん自分の名前は言える。

そして2番目の好きな食べ物は、最初にA君が「ケーキが好きです。」と言うと、他の5人も全員「ケーキが好きです。」と言う。息子はケーキは苦手なのに、息子も「ケーキが好きです。」と言っていた。

でも3番目の指示は全員忘れているので、「え〜と・・・え〜と・・・」としばらく考える。

療育センターで自己紹介をしている子供たち

先生がヒントを出すと、A君はやっと「船に乗るのが好きです。」という。その後に続く5人も全員、「船に乗るのが好きです。」という。

息子よ、あんた船に乗ったことないじゃん。

何して遊ぶ?

またある日の療育では、先生から「みんなで何をして遊ぶか決めましょう!」と課題を出され、6人が自分たちが何をしたいか一斉にしゃべりだす。

6人全員の意見が分かれてしまい、ちょっとした言い争いになる。すると先生が「じゃんけんで決めましょう!」とアドバイス。

でも今度はじゃんけんの仕方でもめる6人(笑)。でも何だかみんな、楽しそうにもめていた。

何をして遊ぶか話し合いをしている子供たち

このグループ療育は、保護者も必ず付き添いが必要だったんだけど、私は自営業(web制作)だからできたのかもしれない。もしも会社勤めをされている方であれば、半日仕事を休むことになるので、大変な負担だと思う。

でも私も自営業とはいえ、ちょっとでも休むと収入がかなり減る。児童扶養手当も満額ではないし、元夫からの養育費は2万円。もらえるだけありがたいけど、正直なところこの額は苦しい・・・。離婚せず、夫婦で助け合って生活していたら、こんなことにはならなかったんだろうけど、でも相手あっての結婚。仕方がない。

時々、元夫がうらやましくなる。

養育費を2万は払わないといけないけど、子育ての苦労もなく、療育センターへ行くこともない。「彼女と毎日楽しく過ごしているのか・・・」と思うと何だか腹が立ってきた。

ありがとう、みんな

あれこれと元夫のことを考えていたら友人たちが、

「元夫が生きてると思うから腹が立つんだよ、死んだと思え!」

と言ってきた。

死なれたらちょっと淋しいかもしれないけど、友人の言い方が面白くてそれで元気になった。

離婚を切り出された側にも原因があると聞くし、できるだけ元夫の立場にもなって考えるようにしていたけど、「そんなの関係ない!」とばかりに面白いくらいに元夫の悪口を言う友人ふたり。(笑)

子供の養育費は払っています。プレゼントも子供へ贈っています。ちゃんと父親をしています。なんて責任感の強い男なんだろう、俺って。

って言ってるようなもんだよ、くるみの元ダンナ。こういうの、いいとこ取りって言うんだよ!慰謝料も養育費も全然足りませんよ〜!彼女とデートするお金を養育費へ回せ〜!この、すっとこどっこい!

と、その後も次々と暴言を吐いていくふたり。(笑)

「不倫された私自身も悪い」と自分を責める日もあったけど、友人たちが私の心の奥底の叫びを代弁してくれたような気がしてなんだか嬉しかった。

友人たちが私の元夫の悪口を言っているところ

でもそろそろ、離婚も自分の運命と受け止めなきゃね。自分が選んだ結婚相手だもんね。

養育費を「2万円も」もらえる。最近はそう考えるようになってきた。自分の考え方次第で、
人はどんどん幸せになっていくと実感している今日この頃。

療育センターのママたちともとても仲良くなった。大人になると「友達」ってそんな簡単にできないと思っていたけど、プライベートでもよく集まるようになった。

保育園では息子は問題児扱いされることが多くて、親としても肩身の狭い思いをしたこともあったけど、療育センターは、子供たちだけではなく親にとっても憩いの場だった。痛みを分かち合える友人がいるのって、とても幸せなことね。

痛みを分かち合っているママ友集団

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